iMacG5のお修理

2012年5月3日木曜日

懐かしいお友達からiMacの調子が悪いと連絡もらってたのですが
なかなか時間が合わず見に行ってあげることができませんでした。

先日メールにて「新しいiMac買いました」と連絡をもらってびっくり。

確かにお友達のiMacはG5というCPUを使っていて
最新のMacOSはおろか最新のソフトも使えない環境なんで
無理して修理して使うよりも新しい物を買う選択が正解だった気がします。

が、貧乏性な私、無理を言って
捨てる予定だったiMacをもらってきました。
















このデザインで出した当初は本当に革新的でびっくりしましたねえ。
今となっては同じようなデザインをソニーやらNECやらで出してますけどねえ。

iPadの物まねといいiPhoneの物まねといい本当に節操が無くていやですわあ。
ソニーにもNECにも他に真似の出来ないデザインができるだろうに恥を知って欲しいですわ。

全く・・・・てな話はさておき・・・・
















これがアマゾンで買った修理の部品
相変わらず、でかい箱で届きます。
ハードディスクという部品を買ったのですが4つは入るだろう箱で届きました。


















iMacの液晶を床面に伏せる形で置いて下からみると
3ヶ所ネジがあります。

普通のプラスネジなんですが
使うドライバー(ねじ回しは)は必ずいい物を使ってくださいね
ドライバー1本2000円くらいのを買っておくと長い間使うものだし後悔はしないはず。

工具は安いものもいくらでもありますが本当に何度も後悔しました。

 間違っても100円均一なんかのを使うと
ねじ回し側も壊れますがネジ自体が壊れて修復不能になります。

このネジは特殊なネジで緩めることは出来ますが本体からはずれない構造になってます。
このネジを壊してしまうと蓋が閉まらないゴミになってしまうか
もしくは絶対開けることの出来ないパンドラの箱が完成してしまいます。



















ネジがはずれたら上に持ち上げると
念願のハードディスクにご対面。

メモリスロットもこんなところにあります。

















ハードディスクもプラスネジで止まっています。
写真の2ヶ所ともう1ヶ所あります。

















ハードディスクを覆う形でファンの蓋があります。
これをはずさないともう一箇所のネジが出てきません。

あとはコネクター類を壊さないように慎重にはずしたら取り出せます。

が、ここでAppleらしいトラップが待ってます。

















 ハードディスクの固定用の金具についているネジが特殊ネジ。
星型なんですねえ。

T-10という星型のネジですのでホームセンターでいいねじ回しを探して購入してください。



















左右2ヶ所のトラップなネジをはずすと上の写真の通り。


















 このはずした金具をあたらしいハードディスクに付けたら、あとは逆の手順で戻すだけです。

















ここのコネクターはこのタイミングで付ける方が作業しやすいと思います。

















ファンの蓋もわすれずにネジネジしたら完成。























リストアDVDから起動している状態なのですが実はこの前に問題がありました。

普通に使用しているだけなら
DVDやCDから起動する場合Macでは キーボードのCを押しながら起動すればOKなんですが
お友達はセキュリティのためかFirmware Pass Lockしてたのでどの作業もできませんでした。

このロックをはずすにはCD起動が必要という
正に缶切りは缶の中状態・・・

 あわててメールでパスコードの確認しインストールが開始。

まずはハードディスクの初期化をします。

上のメニューにあるユーティリティーからディスクユーティリティーを選択すると
初期化やパーティションを切る事ができます。

あとは画面に従ってハイハイと進めればOK






















 取り出した壊れたハードディスクはハンマーで修復不可能にして処分しました。

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